天体撮影1

ボーグの125ED(F4)にD100をつけて撮影しました。
焦点距離は500oですが、D100ではCCDが小さいため35o換算で750oに相当します。
いずれも自宅から撮りましたので、そのつもりで見てください。
露出はバルブにしていずれも30秒です。それ以上は光害のひどい自宅からはバックが
白くなってしまい無理です。暗い山にでも出かけると良いかもしれません。

撮影時はあえてノイズリダクション機能をオフにしています。オンにするとその場で暗電流ノイズ
を消すことが出来るのですが、撮影時間が2倍掛かってしまいます。
冷却CCDカメラをやっている人はご存知ですが、要はダークフレームを別に撮ってやれば良いわけで
後から画像処理でダーク減算をすれば元画像からノイズを消すことができます。

撮影した画像を見ると、巷のうわさどおりHα線には感度がほとんどありません。
当然、赤外カットがされているためで今のところ対応策はありません。
フジのフィルムと同じように赤が出ないこと前提に撮るしかないようです。

使用するレンズは優秀なものでなくてはだめですね。銀塩フィルム以上に収差に敏感ですから
良いレンズじゃないとキレの良い作品は撮れないようです。


プレアデス星団
うっすらと青い星雲が写っているので暗いところで撮ればもっと見栄えがするでしょう。


オリオン星雲
赤い星雲部分がほとんど写りません。


ニート彗星
冷却CCDカメラに比べCCDチップが大きいので画角が広く取れます。
青系の天体にはもってこいです。

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