天体撮影2

光害の少ない長野県の八千穂高原でD100を使って撮影しました。

撮影データは、使用レンズ:コシナ24o F2.8開放
露出時間:全て1分 固定撮影
感度:400     
ノイズリダクション:オフ

今回もノイズリダクションはオフにして、ダークフレーム減算方式で行ないました。
ホワイトバランスはオートと一部蛍光灯にして撮影しましたが、オートの場合、全体的に
画像が赤っぽくなってしまいました。蛍光灯の方がバックが青系になり画像処理が楽です。

撮影当日は晴れていましたが、時折淡い雲が通過し全体的にもやっている様な状況で
コントラストはあまり良いとはいえませんでした。特に低空は光害の影響が大きくありました。

露出は全て1分で固定撮影です。CCDの場合、フィルムと違って相反則不規がないため
1分露出でもフィルムの10分露出くらいの感度がありそうです。

コシナのレンズはD100でもかなりいけそうです。収差も少なく周辺部まで星像は点像に
なります。開放から使えるので常用できそうです。ただ、収差が少ない分、星野写真では
輝星が大きくならず単調です。ディフュージョンフィルターを使って輝星をにじませて
やる必要がありそうです。


北斗七星
固定撮影のため若干星が流れています。


街明かりとカシオペア
左隅に下方通過しているカシオペア座があります。八千穂から佐久にかけての街明かりが
きれいでした。低空のモヤがかなりありました。


さそり座と天の川 - 1
東の空に昇ってきた天の川を撮りました。途中で雲が通過しました。


天の川
南中近くの天の川です。1分露出でもずいぶん写ります。


さそり座と天の川 - 2
ホワイトバランスをオートにすると全体が赤っぽく写ります。でも赤い散光星雲は
写りません。


カシオペア座
下方通過後、明け方近くのカシオペア座です。輝星が大きく写らないので
星をにじませるためのフィルターの使用が必要になりそうです。


夜明け
5月に入ると3時過ぎには東の空が明るくなってきます。低空は結構雲がありました。

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